最後のレンタルビデオ店

過去の思い出話

レンタルビデオ借りてますか?

これは、車でよく通る通りにあるレンタルビデオ店です。

看板の一部が壊れたり、色褪せた古い映画のポスターがベタベタと貼ってありますが、
ちゃんと営業しています。

かつては、こんな個人営業のレンタルビデオ店があちこちにありましたが、
すっかり見かける事がなくなりました。

みなさんは、最近レンタルビデオ(DVD)に行きましたか?

たぶん最後にいつ行ったか忘れた、と言う人も多いのではないでしょうか。

私も最後にレンタルDVDを借りてから、1年以上経ちます。

以前はあれだけ頻繁に通っていいたレンタルDVDに行かなくなったのは、
もちろんネットでいつでも観れるようになったからですね。

大手レンタルDVDも軒並み閉店しているようで、
もはや店舗に借りに行く時代は、終焉を迎えつつあるようです。

ちなみにアメリカでは、すでにレンタルDVDはほぼ絶滅したそうです。

店舗に行って、新作や旧作の棚を物色しながら面白そうな作品、
思いっきり人気作品をパクッているタイトルなんかを見つけるのも楽しい時間だったのですが、
これも時代の流れで仕方がない事なのかもしれません。

でもちょっと寂しいですね。

最初に借りたのは、いつですか?

ところでみなさんが初めてレンタルビデオを借りたのは、いつだったか覚えていますか?

レンタルビデオは、いつから始まったのでしょうか?

私がレンタルビデオというのを初めてみたのは、たしか1982年頃の事だったと思います。

当時高校生で、学校帰りによく寄っていた本屋の一角に、
ある日ビデオテープが並べられているコーナーが出来ていて手書きのPOPに、
貸しビデオ(だったと思う)と書いてありました。

そしてそこには、スターウォーズやエイリアンなどの名作SFや、
史上最大の作戦や遠すぎた橋などの戦争映画のビデオソフトが、
30本ほど並んでいてそのパッケージの絵柄が眩くてたまりません。


貸し本みたいにビデオが借りられるようになったのかと驚くと同時に、
これを借りられる人が、非常に羨ましかった事を思い出します。

当時ビデオデッキは、まだ高価で普及率も2割くらいではなかったのではないでしょうか。
何しろ20万円以上はしたので、そう気軽に買えるものではなかったです。

家にも当然なくて、電気店でビデオのデモを指をくわえて見ているだけでした。

この時のレンタル料金は、たしか1泊2日で1000円!だったような気がします。
今から思えば、とても高いレンタル料ですがこの時は、

家に映画を持って帰って好きなだけ観れると言う事で、
そんなに高い感じではなかったような?

当時映画を観ると言えば、映画館かテレビのロードショーしかなかったので、
映画を持って帰って観れるのが、どれほど画期的な事だったか。

そして初めてレンタルビデオを借りたのが、1985年の事です。

当時専門学校生で、バイトして貯めたお金で念願のビデオデッキを手に入れました。
買ったのは、ソニーのベータビデオデッキです。

1985年頃には、すでにVHSが優位になっていたもののソニーが対抗策として出した、
ハイバンドビデオという高画質を謳ったビデオデッキが魅力的で、

迷った末に、ソニーのハイバンドビデオを選びました。
価格は、16万8千円だったと思います。

この頃からビデオデッキの価格が、普及タイプで10万円台となり、
一気に普及が進みました。

やっぱりあのジャンルが普及を加速させた

普及を加速させたのが、レンタルビデオですね。
80年代中ごろになると、本屋の一角だったレンタルコーナーから、
レンタルビデオ専門店となり、それこそ街中に何軒も現れます。

当時、レンタル店には同じ作品のVHSとベータのテープが並んでいましたが、
2対1か3対1の割合でVHSが多く、ベータデッキを買った事をちょっと後悔したものです。

そして90年代に入る頃には、ベータソフトはほぼ消え去ってしまいました。

レンタルビデオが、ビデオデッキの普及を加速させましたが、
やはりアダルトビデオの存在が非常に大きいですね。

そもそも70年代の終わりから80年代の初めにかけて、
高価なビデオデッキが普及した一番の原動力は、
アダルトビデオそれも裏物の存在が、大きいです。

なんでも電器店が、販促用に裏物をおまけに付けていたのだとか。

そんなのが付いてりゃそりゃ買いますよやっぱり(笑)

ビデオデッキを手に入れると、早速レンタルビデオの会員となります。
そして名作映画なんかを借りていました。

1985年頃のレンタル料金は、新作1泊2日で800円くらいだったと思います。

結構高いですよね。

でも映画を家で観れるのが嬉しくて、週末には3本とか借りて、
一晩中観たものです。

レンタル店に出入りしている内に、どうしても気になって来るのが、

あのコーナーですね。

ハイ、アダルトコーナーw

最初は、なかなか入りづらくて入口を行ったり来たりしながら、
横目で中をチェックしたりしていましたw

ある日思い切って中に入ると、予想以上に客がいて驚きました。

みんな見て見ぬ振りをしているような、よそよそしい雰囲気が漂っています。
なんか居たたまれなくなり、適当に当時の有名女優の作品を借りたような気がします。

その後、定期的にアダルトコーナーにも寄るようになりますが、
まぁ仕方がないですねw

なんだかんだ言ってもエロの力は、大きいです。

そんなレンタルビデオも2000年代に入るとDVDが現れて、
2010年頃には、VHSもほぼ消えてしまいました。

そして2020年になろうとしている現在、ネットから観るのが普通になり、
遂にレンタル店も消え去ろうとしています。

そんな中、冒頭のレンタルビデオ店は、まだ営業を続けています。

一体なぜ営業が続けられているのか?

ある特定のジャンルの作品を専門的に扱っていて、
ターゲットを絞り込んでいるのでしょうか?

そのジャンルは、やはり・・・・

アダルト・・・なのでしょうか。

ネットが使えない人を対象にして、顧客を獲得しているのかもしれません。

いずれにしてもこんな個人のレンタルビデオ店は、今後見る事はないでしょう。

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