【雑誌で見る昭和】スポーツ航空1971年1月号

雑誌で見る昭和

日本では、ほとんど浸透しなかったスポーツの一つ、
それが航空スポーツではないだろうか。

航空スポーツ(スカイスポーツ)と言っても、様々な種類がありますね。

たとえば、パラグライダイダー、ハンググライダー、熱気球、
スカイダイビング、グライダー、軽飛行機操縦などがあります。

この中で、パラグライダーとハンググライダー特にパラグライダーは、
比較的ハードルが低くて、愛好家もそれなりにいるようです。

しかしその他の航空スポーツは、極一部の愛好家による、
超ニッチな世界にとどまっています。

本屋に行っても、現在航空スポーツの雑誌など皆無ではないでしょうか。

そんな航空スポーツを扱う雑誌が、かつて刊行されていました。

”スポーツ航空”という雑誌です。

今回紹介するのは、その1971年1月号です。

もう半世紀ほど前の雑誌です。
その頃こんな雑誌があったと言う事に、驚かされます。

どんな記事が載っていたのでしょうか。

これは、SH-8型というホームビルド水上グライダーのようです。

海外では、現在でもホームビルド機という飛行機DIYが盛んらしいですが、
日本でも、当時一部マニアがホームビルド機の製作をしていたようです。

日本で、ホームビルド機が全く普及しなかったのは、
やはり法律が厳しくて、自作機の飛行が難しかったからですかね。

これは、全日本飛行機レースの様子です。
軽飛行機による長距離飛行の競技です。

東京~小倉間の900キロで、競われるとなっています。
スピードではなく、航空法のルールの知識や離着陸の技術を競うようです。

こんな競技、現在も行われているのかどうかは不明です。

アマチュアパイロットによる、日米の航空スポーツの格差について語る座談会です。
この時点で、15年は差があるようです。
それから50年近く経ちましたが差は縮まったのでしょうか。

ジャイロコプターの作り方講座のようなコーナーです。

ジャイロコプターとは、ヘリコプターのように直接ローターを回すのではなく、
プロペラの推進力で、前に進みながら風を受けてローターが回り上昇する航空機です。

そのDIYをしている様子ですね。

エンジン付のモーターパラグライダーは、たまに見かけますがジャイロコプターは、
見た事がありません。

今でも愛好家がいるのでしょうか。

軽飛行機のライセンスを取ったら、飛行クラブに入ってクラブ所有のセスナ機等で、
操縦を楽しむのが一般的でしょう。

クラブニュースでは、各クラブの総飛行時間が報告されています。
この飛行時間というのが、パイロットにとっての経験値を示す大きな指標である事は、
プロもアマも変わりませんね。


現在は、アメリカでパイロットライセンスを取るのは、
珍しくないと言うよりむしろ日本で取る人の方が、少ないのではないでしょうか。

それはもちろんライセンスを取るまでの費用が、安いからですね。

なにしろ日本で自家用のパイロットライセンスを取ろうとすれば、
400万か500万くらいは掛かると聞いたことがあります。

それがアメリカだとその数分の一で取れると言うのだから、
アメリカ(もしくはアジア圏の国々やオーストラリア)で取る人が多いのが、
当たり前です。

しかし一体いつからアメリカでライセンスを取るのが普通になったのでしょうか。

なんと1970年には、アメリカでライセンスを取る事が始まっていたようです。

費用は、6週間で74万円となっています。

50年前の74万円は、今の貨幣価値でいくらくらいになるのでしょうか?

たとえば、この雑誌の定価が250円となっています。
今だとその3倍の750円くらいではないでしょうか。

そうすると、74万円の3倍で222万円となります。

おそらくこれでも日本で取るより安かったのでは無いかと思われますが、
どうなのでしょう。

いずれにしてもお金のかかる趣味には、違いありません。
ロマンは、ありますけどね。

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