【雑誌で見る昭和】ヒコーキ野郎1975年10月号

雑誌で見る昭和

航空スポーツの雑誌として、スポーツ航空誌を紹介しましたが、
もうひとつ別の航空スポーツ誌がありました。

それが「ヒコーキ野郎」です。

今回は、その1975年10月号を紹介します。

この雑誌は、「スポーツ航空誌」が専門性が高めなのと比べてくだけた感じで、
読み物的な記事も多く、読者層も幅広かったのではないかと思われます。

これは、日本自作飛行機全国大会の様子です。

いかにも手作りと言った小型機が飛んでいます。


手書きの”白トンボ”という機体名の文字に、アマチュア感が溢れていて微笑ましくなります。

それにしてもこんな大会が出来るほど、自作飛行機の愛好家がいたというのでしょうか。
これらの自作機を飛ばすのに許可など必要なのでしょうか。
写真からは、かなりの盛り上がりが感じられますが。

現在日本には、たしか10機ほどのゼロ戦が復元されて各地に展示されていますが、

1975年当時は、まだ2機しか復元されてなくて、やっと3機目が復元されるという記事です。

中古品の個人売買と新製品の紹介です。

今のようにネットオークションが一般的になるはるか以前には、
雑誌の誌面上で個人売買が行われる事が、普通でした。

セスナと並ぶもう一つの小型機メーカーの雄パイパー社の”チェロキー”が、
紹介されています。

飛行機マニアは、コックピットの絵を見ながら操縦している妄想を膨らませます。

海外の自作機(ホームビルド機)を紹介するコーナーです。

先ほどの日本の自作機と比べると、さすが自作機の本場だけあって、
まるで飛行機メーカーが作ったかのような機体です。

海外では、飛行機の組み立てキットが出回っているので、
こんな完成度の高い機体が出来上がるのでしょう。

ハワイでライセンスを取るための情報です。

最大のメリットは、費用の安さですね。
フライト料金は、日本の半額以下となっています。

これ以降は、海外(アメリカ)でライセンスを取るのが、
一般的になってきたのかもしれません。

よくある映画紹介のコーナーです。

飛行機が出てくる映画を選んで、紹介しているようです。

ペーパータイガーという三船敏郎が出ている日英合作映画のようですが、
まぁ知りませんね。

かなりマイナーな映画でですね。

あの大空のサムライことゼロ戦の撃墜王、坂井三郎氏が毎回飛行機に関するテーマで、
ゲストと対談するコーナーのようです。

この回では、小形ホバークラフトについての対談です。

そう言えばかつて小形ホバークラフトが、話題になっていた事を思い出しました。
たしか小学生高学年くらいの頃だったともいます。

この雑誌が発売された、1975年当時小学校3年生だったので、
間違いないでしょう。

現在も小形ホバークラフトの愛好家は、いるのでしょうか。

この当時は、ソニーのベータビデオ(1975年)が発売されたばかりで、
ビデオソフトなどと言う物は、まだ存在しなかったため、

8ミリフィルムで映画などが、販売されていました。

しかしこの”慟哭の昭和戦史”は、全10巻で9万8千円のところ、
なんと7万8千円となっています。

驚きの価格です。

まさに買う人を選ぶ商品です。

裏表紙は、TRIOのトランシーバーの広告となっています。
アマチュア無線の免許が必要な無線機のようです。

価格は、79800円!
先ほどの8ミリ映画と同じくらいの価格ですね。

飛行機の機上から地上の友人と交信する事を想定していますが、
リッチな趣味ですね。

そんな事が本当に行われていたのでしょうか。

と言うわけで、ヒコーキ野郎でした。

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